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2023.09.01

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空手の段位について徹底解説!!

 

こんにちは。

今月は空手の段位についてお話ししたいと思います。

空手を習っている方ならば、

空手の段位を取得することの難しさ、凄さ、そして段位は強さをあらわす重要な意味を持っていることをご存知かもしれません。

空手の段位取得者は黒帯です。

ブラックベルト=黒帯をつけているものは、経験豊富な熟練者であることがわかります。

 

こちらの記事ではさらに松濤館流の型について徹底解説しております!

 

まずはこちらの動画をご覧ください。

空手の段位制度について

空手は日本の伝統武術であり、その中でも段位制度があります。

段位とは、空手の技術・心得・精神的な成長を評価するために定められた格付けシステムです。
段位は初段から十段まであり、段位が上がるほど技術・心得・精神的な成長が求められます。

段位昇進のためには、稽古において繰り返し練習を積み、技術を磨き上げることが不可欠です。
また、心得を深め、精神的な成長を遂げることも求められます。段位昇進には試験があり、審査員による昇段審査が行われます。

初段を取得するには、数年から十数年の努力が必要とされます。
また、昇段のためには審査料が必要であり、高額な金額がかかる場合があります。
しかし、空手において段位は技術力だけでなく、熱心に練習をし、人間的にも成長し続けることが評価されます。

空手の段位制度は、心身ともに健康的に成長し、自己克服の精神を培うために重要です。
また、同じ段位を持つ者同士で技術を共有し、切磋琢磨することができることも大きな意義があります。
空手を習う方は、段位昇進に向けて徐々にステップアップし、技術、心得、精神面で成長していくことが大切とされています。

空手の段位取得について

空手の段位のスタートは将棋など段位を武道にも取り入れたことがはじまりとされています。

空手の段位は初段から10段までありますが、
以下の通り段取得には相当の努力が必要となります。

空手の段位 初段
1級を取得している満16歳のもの。

空手の段位2段
初段を取得している満16歳以上のもの。

空手の段位3段
2段を取得している満18歳以上のもの。

空手の段位4段からは取得後の経過年数も必要になります。

空手の段位4段
満23歳以上で、3段取得後2年以上

空手の段位5段
満26歳以上で、4段取得後3年以上

空手の段位6段
満36歳以上で、5段取得後5年以上

空手の段位7段
満43歳以上で、6段取得後6年以上

空手の段位8段
満50歳以上で、7段取得後7年以上

空手の段位9段
満70歳以上で、8段取得後9年以上

空手の段位10段
9段取得後10年以上

となっております。

空手の段位 5段までの審査内容

初段〜5段までは、形と組手の実技のみの試験となっております。

全空連の場合4大流派から選択します。

4大流派のは以下の形から演武する形を選びます。

・剛柔流
サイファ/セーパイ/クルルンファ/セーサン

・松濤館流
カンクウダイ/ジオン/カンクウショウ/エンピ

和道流:セイシャン/チントウ/ニーセーシ/クーシャンクー

・糸東流
セイエンチン/バッサイダイ/マツムラローハイ/ニーパイポ

 
初段は指定形1つ、組手1試合となります。

2段から5段までは指定形1つ、得意形1つ、組手1-2試合で審査を行なっております。

自由組手は1分ほどの短い時間となっており、
試合形式ですがあくまで審査のため勝てば合格ではなく、技をだしているか、コントロールできているかをみています。

お辞儀をしない、当てすぎているなどはマイナス要素となるので注意が必要です。

空手の段位 6段からの審査内容

空手の段位 6段
指定形1つと得意形1つ。
自由組手2試合の他に筆記試験になります。

空手の段位 7段
形2つと筆記試験になります。

空手の段位 8段
形2つと小論文になります。

8段の小論文テーマは例えば
「今後コロナ禍や少子化で減少した空手人口の増加を図る為に建設的な方策を述べよ」などです。

このようなテーマを800字でまとめることになります。

また、帯の長さが適切かなど、改めて道着もチェックされていますので注意が必要です。

試合ではなく、審査として挑む心構えが必要になります。

空手の段位の合格率

空手の段位 初段から3段は比較的合格率が高く70%以上の合格率となっております。

4段から5段は60%〜70%程度となっています。

ところが連盟本部の直接審査となる
空手の段位6段からは難易度がぐっと上がり、
6段は約20から30%
7段になると約20%まで下がります。

審査会がある最高位となる空手の段位8段は合格率は5%ほどの超難関になります。

空手の段位を取得するには、ただ強いだけでなく自ら人格完成に努め、日常において言動などの面で弟子や後輩達の模範となりうる事。
そして、空手道の技術が一応高度の段階に達し、かつ独自の工夫研究をこらした者、このような者が段位を取得できるでしょう。


まとめ

このブログをきっかけとして、
空手の突きを理解し、日々鍛錬に励んでいただけると嬉しいです。

松濤明武会で空手の段位取得を目指しませんか。

松濤明武会では現在、幼年〜大人の方まで約600名ほどの生徒が在籍して毎日空手のお稽古に励んでいます。
「礼儀・礼節を重んじる」を念頭に空手を通じて心と体を鍛える教室として、主に東京都・千葉県にお教室を展開しております。

大きな声での挨拶や返事、目を見て話を聞くこと、集中力の持続など 「礼儀・礼節」を身につけることを一番に重んじています。
武道だからこそ学ぶことのできる 「心の教育」と「人格形成」を大切にし、稽古を行っています。

現役日本代表の先生や大学講師経験のある先生などがおり、楽しく、メリハリをつけた指導を実現しています。
明武会に入門しましたら、充実した環境の中で空手を学ぶことができます。

明武会から空手を初めて2023年にWKFの大会で、世界1位アジア1位になった生徒も輩出しております。
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