2025.08.16
-
ブログ
【デフ空手】デフリンピック開催に向けてデフ空手について徹底解説します!

目次
- デフ空手ってどんな競技?
- デフスポーツフェスタで日本代表選手に会える!
- 今年の11月にデフリンピックが開催されます!
- まとめ
デフ空手ってどんな競技?
デフ空手とは聴覚障がい者が行う空手競技のことです。空手道には片足立ちや回転移動が多くあったり、対人戦では試合中にコーチからのアドバイスなどが許可されています。そのため、聴覚情報が制限される選手にとっては、バランスや情報量の面で不利になることがあります。そのためデフリンピックで行われる空手競技では聴覚障がいのある選手が補聴器を外し、公平に試合を行えるような競技となっています。
全日本ろう者空手道連盟について知ろう!
全日本ろう者空手道連盟(略称JDKF.)ではろう者の空手競技活動を通して、ろう者の社会参加活動を促進するとともに、ろう者自らも社会貢献活動を行い、ろう者の心身の健全な発達と活力のある日本社会の構築に寄与することを活動理念とし、大会運営や普及活動、手話通訳者の育成など様々な視点から事業展開や育成を行っています。
デフスポーツフェスタで日本代表内定選手と話せる!

2025年6月8日に奥戸区総合スポーツセンター体育館でデフスポーツフェスタが開催されました。種目はデフ射撃、デフサッカー、デフ空手、陸上スタートランプ体験、VR体験などがありました。今年のデフリンピック日本代表内定選手のトークショーもあり、手話も交えながら競技について詳しくない方も楽しめるものとなっていました。
デフ空手体験コーナー

デフ空手体験コーナーでは、立ち稽古やミットを使った実践的な練習など子供から大人まで未経験者の方でも楽しめるような練習が多くありました。参加していた方々は実際に裸足になり、正座や礼などといった空手道の礼節も学ぶことが出来、楽しく空手道をやる中で礼儀礼節といった部分にも触れることが出来ました。
トークショーでは選手たちの空手道を始めたきっかけや空手の面白さを手話や演舞を交えながら解説していたり、質問コーナーの時間ではルーティーンや勝負飯なども話してくれました。
空手道の経験があるなし関係なく空手道に触れることのできるブースとなっており、お客さんだけではなく、選手の皆さんも笑顔でコミュニケーションをとる姿が印象的でした。
今年の11月にデフリンピックが開催されます!
そもそもデフリンピックとは耳が聞こえない・聞こえづらい人が参加する国際スポーツ祭典のことです。1924年にパリで初めて開催され、現在まで続いています。選手達は手話などでコミュニケーションとり、空手の試合中はランプなどで視覚的な合図を送るなどをし、選手たちに知らせます。
そしいてなんと今年初めて日本での開催が決まりました!!
大会詳細は以下の通りです。
会場:日本武道館 〒120-0005 東京都足立区綾瀬3丁目20−1)
東京武道館は東京メトロ千代田線の「綾瀬駅」から徒歩5分ほどになります。
日程:全競技日程2025年11月15日~26日まで 21、22日が各種目練習日
空手競技は23~25日
23日の競技種目:男子個人形、女子個人形、男子団体形、女子団体形、+84キロ級男子個人組手
+68キロ級女子個人組手
24日の競技種目:-60キロ級、-67キロ級、-75キロ級、-84キロ級男子個人組手
-50キロ級、-55キロ級、-61キロ級女子個人組手
25日の競技種目:男子団体組手、女子団体組手
代表選手たちは各地から集まり合同練習を行っていたりとメダル獲得に向け日々練習に励んでいます。是非、皆さんも現地に行き一緒に応援しましょう!
まとめ
今回は空手道の中でもデフ空手という分野について解説させていただきました。この記事でデフ空手について少しでも興味を持っていただけたら幸いです。空手という競技は生涯武道スポーツだと言われています。何歳からでも始めることができ、面白い。この記事をきっかけに空手について知りたいと感じたら、是非今年のデフリンピックを見てほしいと思います。
松濤明武会では体験が二歳から始めることができ、雰囲気が伝わるまで何度でも無料となっております。この記事をきっかけにぜひ空手の楽しさに触れていただけたらと思います。
松濤明武会では現在、23の教室と20の園で空手教室や正課授業を行っており、月に2000名を指導しております。是非、まずは無料体験にいらして空手の素晴しさに触れてみてほしいと思います。空手と子供が大好きな講師たちが皆さんを待っております!
お待ちしております!
教室一覧・24時間無料体験予約はこちらから