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空手の型について徹底解説!松濤館流の型

空手をご存じの方は、「組手」と「型」二通りに分かれることは当たり前のように感じると思います。

今回は空手自体よく知らない方向けに紹介をさせていただきます!その中でも、「型」について記事を作ってみました。

 

空手って戦うヤツでしょ?瓦っては何枚割れるの?など私は小さな頃からよく周りの方に聞かれることがとても多かったです。

型ってどんなものかな、そして型の素晴らしさについて紹介していきたいと思います。また今回は、当教室の松濤明武会で行っている流派である松濤館流の型の紹介を行います。

※松濤館流の型や練習方法について紹介しております「めいぶTV」も是非御覧ください。より、型や空手に興味を持てると思います!

 

※現在は型と形どちらが正しいのか混乱している人もいるのではと思いますが、結論から言えば現在は“形”昔は“型”という事です。

どちらも同じ意味ですが、今回は型という漢字で記事を書いていきます。

もちろん型の事はもう知っているよ!という人にも復習の意味も込めて作っておりますので、詳しく見ていきましょう。

目次

「型」ってなんだ?

空手の型は一人で行う個人型と3名で行う団体型があります。
決まった動きをどれだけ正確にこなせるかを競う空手競技です。

しっかりと型についての加点ポイント・減点ポイントがあります。
競技としては
・技術面(正しい形ができているか)70%
・競技面(スピードや力強さなど、効果的な技が出せているか)30%

にて採点を行い勝敗が決まります。
詳しいルールについてはまた、次回詳しくご紹介させていただきます。

実際に知識がない方が型の競技を見てみると、これは何の意味があるんだろう?
と疑問が出てくると思います。
ただ、実は選手一人一人は目の前に相手がいることを想像できるように型を演武します。相手をイメージして型を打つことがとても重要となります。

では、型について【空手の型を行う意味】と【空手の型の種類】二通りに分けて解説していきたいと思います。

空手の型を行う意味について

基本的には、身体全体を使うのが空手という格闘技です。
型に関しては上記でもお伝えしたように、基本的には個人で行う競技でありもちろん対戦相手はいない競技になります。
しかし相手を仮定し、表現できるかどうかが勝敗の分かれ目にも繋がります。

ですが、型は組手(実戦形式の空手)にも使われている動きを用いることから、
型は空手の基盤、いわゆる基本的な動作とも言われております。

型の名前は変わった名前が多く、聞きなれない人がほとんどだと思います。
なぜなら空手道の起源には諸説がありますが空手の発祥は沖縄であり、沖縄の方言での名前になっているためと
言われております。
型一つ一つの意味も名前からは想像がつかないでしょう。

空手の型の種類

流派によって型の名前も動きも異なるため今回は当教室で指導している松濤館流での型の種類についてご説明したいと思います。

松濤館の型の種類は以下になります。

<基本型>
太極初段(たいきょくしょだん)
平安初段(へいあんしょだん)
平安二段(へいあんにだん)
平安三段(へいあんさんだん)
平安四段(へいあんよんだん)
平安五段(へいあんごだん)
鉄騎初段(てっきしょだん)
鉄騎二段(てっきにだん)
鉄騎三段(てっきさんだん)

<指定型>
第一指定型は観空大(カンクウダイ)と慈恩(ジオン)
第二指定型は観空小(カンクウショウ)と燕飛(エンピ)

<自由型>
抜塞大(バッサイダイ)
抜塞小(バッサイショウ)
壮鎮(ソーチン)
二十四歩(ニジュウシホ)
五十四歩大(ゴジュウシホダイ)
五十四歩小(ゴジュウシホショウ)
珍手(チンテ)
雲手(ウンスー)
半月(ハンゲツ)
明鏡(メイキョウ)
十手(ジッテ)
王冠(ワンカン)
ジイン
岩鶴(ガンカク)

現在は上記のようにわけられております。
まずが基本型→指定型→自由型
の順番で稽古を行っていきます。

基本型で基礎的なカラダの使い方を覚え、指定型、自由型につなげていきます。
言葉では説明が難しいので、どこかのタイミングで動画でご説明いたします。

まとめ

空手は組手、型どちらの選手に絞るのではなく、まずは両方やってみることをお勧めします。
なぜなら型は基本であり、組手選手になりたくても型がしっかりできていないと強くはなれません。

基本→型→約束組手→組手
という順番で稽古を行い理解を深めていきます。
少しでも皆さんに空手に興味をもっていただければと思い今回、型について記事にいたしました。

ご興味・ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせページからご連絡ください!

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